センターについて
センターの目的
本センターの目的は、量子マテリアルの示す多彩な物質相と量子位相を制御するための基礎学理の研究を推進し、それを利用した持続可能社会に貢献するエレクトロニクス原理を構築することである。さらに、情報科学や量子技術との融合による新しい量子相機能学理を開拓し、これによって、未来技術資産を確保するとともに、次世代を担う若手人材育成を行う。
センターの経緯
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1996文部科学省中核的拠点(COE)形成プログラム「スピン・電荷・光-結合系の相制御(SCPプロジェクト)」採択(~2002年)
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2001量子相エレクトロニクス研究センター(QPEC)設立、第1期(~2010)
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200321世紀COEプログラム「強相関物理工学」採択(~2008)
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2008グローバルCOEプログラム「未来を拓く物理科学結集教育研究拠点」採択(~2013)東京大学大学院工学系研究科附属光量子科学研究センター(UT-PSC)発足
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2011「創発物性科学」社会連携講座発足QPEC第2期(~2020)
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2012博士課程教育リーディングプログラム「統合物質科学リーダー養成プログラム(MERIT)」採択
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2021QPEC第3期(~2030)
センターの概要
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設立
2001年4月1日
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設置年度
第1期 2001年度~2010年度、第2期 2011年度~2020年度
第3期 2021年度〜2030年度 -
組織
東京大学大学院工学系研究科に附属する教育研究施設
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活動拠点
東大本郷キャンパス内 工学部6号館、8号館、9号館など
センターの構成
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統合物質科学リーダー養成
プログラム(MERIT-WINGS)上席研究員/MERIT-WINGSプログラム運営委員長1名
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量子相制御物理分野
教授1名、助教1名
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量子相工学プロジェクト分野
教授1名、助教1名
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トポロジカル量子工学分野
教授1名、助教1名
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量子相エレクトロニクス分野
准教授1名、助教1名
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国立研究開発法人連携講座
特任准教授 2名、特任講師1名
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アジャンクトメンバー
学内連携(工学系研究科、新領域創成科学研究科、理学系研究科、低温科学研究センター、先端科学技術研究センター、物性研究所)
学外連携((独)理化学研究所、東北大学、大阪大学、名古屋大学、清華大学、スタンフォード大学、マックス・プランク固体研、ブリティッシュコロンビア大学、マサチューセッツ工科大学)