arrow_empty Home        arrow_empty Japanese
 
  • Purpose
  • History
  • Research
  • Members
  • Contact us
  • Links


Contact Address:

Quantum-Phase Electronics Center
School of Engineering, The University of Tokyo, 7-3-1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo

Quantum-Phase Electronics Center,
School of Engineering, The University of Tokyo
Inauguration symposium and ceremony


line
◆日時: 平成13年9月26日
◆場所: 東京大学工学部2号館セミナー室Ⅱ

学内広報 (No.1222)による
工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センターのシンポジウム・設立記念式典・
祝賀会が開催される


去る9月26日(水)に工学部2号館にて、工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センターのシンポジウム・設立記念式典・祝賀会が開催された。 本学内外の産官学にわたる研究者等約100名の出席があった。量子相エレクトロニクス研究センターは科学研究費による中核的拠点形成プログラム「スピン-電荷-光結合系の相制御」という 研究課題の成果を踏まえて、本年4月1日に設立されており、このたびその発足を記念してシンポジウムなどを開催したものである。

 
シンポジウムでは、五神真センター長による趣旨説明に続き、「光による強相関電子系の相制御:SCPプロジェクトの目標と成果」 (宮野健次郎 先端科学技術研究センター教授、同センター教授併任)「量子ドットの近藤効果とスピン相関」(樽茶清吾 大学院理学系研究科教授)、 「電子集団の拓く新機能-強相関エレクトロニクスへの途」(十倉好紀 大学院工学系研究科教授)の3名の講演があった。記念式典では、同センターの白木靖寛教授の開会式の辞、 五神真センター長の式辞に続き廣渡清吾総長特別補佐から挨拶があり、同センターが東京大学において、理学工学あるいは産学といった旧来の枠を越えた研究教育を推進する新しいセンターの モデルとして大いに期待されていることが述べられた。 続いて、来賓として、文部科学省研究振興局坂田東一審議官から、同センターが発展し、わが国の科学技術の基盤強化に一層貢献することを期待する旨の祝辞があった。 また国立情報学研究所末松安靖所長から、これまでのプロジェクトの成果をもとに新しいエレクトロニクス構築という大きな目標に向かった発展を期待するとの祝辞があった。

シンポジウム・設立記念式典の後に工学部2号館において祝賀会が行われた。祝賀会では工学系研究科を代表して大垣眞一郎評議員の挨拶に続き、 独立行政法人 物質・材料研究機構の岸 輝雄理事長より祝辞を頂いた。センターの設立に尽力された学内外の100余名にも及ぶ方々と共に、センター設立を祝い、盛会のうちに閉会した。 量子相エレクトロニクス研究センターでは多数の電子が強く相互作用している系が示す多彩な量子力学的物質相がもつ潜在力に着目し、その相を制御するための学理を明らかにする研究を 進めながら、それを利用した工学を構築することを目指している。センターではアジャンクトメンバー制度を設け学内外、理学工学産学の広い分野の研究者の連携をはかる。 今後もこうしたシンポジウムや国際会議を継続して開催する予定である。

pic_nagaosa
永長直人教授
による司会
pic_miyano
宮野健次郎教授
による講演
pic_tarucha
樽茶清悟理学系教授
による講演
pic_tokura
十倉好紀教授
による講演
pic_siraki
白木靖寛教授
による司会
pic_gonokami
五神真センター長
による式辞
pic_hirowata
廣渡清吾総長特別補佐
による挨拶
pic_sakata
坂田東一文部科学省
研究振興局審議官
pic_suematsu
末松安晴国立情報学
研究所長による祝辞
pic_ohgaki
大垣眞一郎研究科
評議員による挨拶
pic_kishi
岸輝雄独立行政法人
物質・材料研究機構
理事長による祝辞
pic_fujiwara
藤原毅夫研究科評議員
による乾杯